「摘み草御膳」おしながき。

片町・吉坪の散策を終えて金井町内会長のお宅に戻ると、
お座敷にお膳の用意が整っていました。


住民の皆さんが集めた「摘み草」を食材にした「摘み草御膳」のスタートです。

おしながきに沿って紹介します。

野草の天ぷら盛り合わせ
　カキドオシ、カラスのエンドウ、大文字草、白藤、椿の若葉、クズ

大文字草。
白藤の花。
カキドオシ。

皆さんが採ってきた野草をうちの料理長がその場で揚げてお膳に並べました。

座敷から一段下りた土間のようなところに揚げ物コーナーを作っていただき、
山里ののどかな景色を眺めながら黙々と天ぷらを揚げてました。

このようなシチュエーションで料理をするのはきっと初めてでしょうね。
料理長、大変だったけどとってもいい経験したと思います。


次は和え物3種。
和え物は集落のお母さんたちが作ってくれました。

まずはハルジオンのクルミ和え。

　　　　　　これがハルジオンですよ。



ネマガリダケの木の芽和え。

　　　　　　ネマガリダケ
　　　　　　（姫竹のことみたいですが、ちょっと調べ不足です。すみません・・・）



ムラサキツメクサの酢の物。

　　　　　　ムラサキツメクサはいわゆるクローバー。
　　　紫色だからシロツメクサではなくムラサキツメクサという名なのだそうです。


・・・とまだお料理は続くのですが、
長くなってきたので明日また書きますね。


この方がこの催しの総監督をされた市の推進員、松本さんです。
衣装がよく似合ってる！

今回のイベントは、住民の皆さんへの協力要請から始まり、
初めての試みのため何もないところから作り上げていったので、
相当に苦労されたようです。

途中で投げ出したくなることが何度もあったけど、
皆さんに支えられてここまで来れた、と元気な笑顔で振り返ってらっしゃいました。

私も含め参加者の方たちもみーんな本当に喜んで楽しんでいたので、
大成功だったと思いますよ、松本さん。

大変お疲れ様でした！


では明日へ続きます。