中学時代の先生からのご縁。
2013年 07月 12日
昨日、打ち合わせに伺った先は中学校時代の恩師のお宅。
でも、
先生は2年半前、ご自宅の木を剪定中に誤って落下し帰らぬ人となりました。
低くて響くようなよく通る先生の声はインパクトがあったのか、
今でもよーく覚えています。
怖かったけど、笑顔が優しかったな~とか思い出されます。
1年ほど前のこと。
お客様のお宅にお邪魔してお茶をごちそうになっているとき、
たまたま一人の女性が来られました。
「どうぞどうぞ一緒にお茶飲んでってくださいな。」
ってなって、
「どうも」なんてご挨拶しながら一緒におしゃべりさせてもらいました。
で、
お話してるうちに、
え?もしかしてこの方が話題にされているご主人って、
私の中学の時の先生じゃないのかな?
って思い始めて、
「もしかして先生の奥様ですか?」
「私中学の時、先生から習いました。」
「あらまあ!そうなの!」
ってなって、
それから、先生が不慮の事故で亡くなったことを教えてくださいました。
そして、
本人の生前の意志で献体に行っていてまだ帰ってきていないんだけど、
帰ってきたら法事と納骨をするので、
ここであなたと会ったのは何かのご縁だから、
あなたのところで法事のお食事させてもらうわ。
献体から帰ってきたら連絡するからね。
と言ってくださいました。
そしてそれから1年近く経って、
「主人、帰ってきましたよ。」と奥様から連絡が入りました。
亡くなってから2年半。
先生はようやく自分の家に帰ってこれたんですね。
話長くなりました・・・
というわけで昨日お宅へ伺って、お食事の打ち合わせをさせてもらったわけなんです。
奥様はとても気さくでお話上手。
もうすごく話が弾んでしまって10時にお邪魔したのに、
気づいたら
「あら、もうお昼になっちゃった!」
つまり2時間もおしゃべりしてたわけです。
その間、打ち合わせはほんの15分ほどだったかも。。。
先生のいろんなエピソードを聞くのがすごく新鮮で、
自分が抱いていた先生に対するイメージは教壇に立つ教師という一面だけで、
他にもいろんな顔があったんだ。
・・・と今更ながらに気づいたりして。
いろんなお話を聞きながら、
亡くなった先生のことがすごく好きになりました。
そして気さくで明るい奥様のことも大好きになりました。
帰るとき、先生の写真とお骨の前でお参りしてきました。
私のイメージではもっとシャープな顔立ちだったのに、
写真の先生はちょっとふくよかで穏やかな優しいお顔で、
なんか思わず涙が出そうになりました。
先生、本当に亡くなっちゃったんだなぁ。。。
ご冥福をお祈りします。
それにしても、
奥様もおっしゃったように、
「何かの縁」ってあるんだな、そういうのいいなって思います。
私の仕事は地元のお客様のところに出掛けていくことが多いので、
そのたびに新しいご縁がどんどんできていきます。
それが嬉しいのでお客様のお宅に行くのは大好きなんですよね。
たまに怒られることもあるけれど、ドンマイです。
それがもとでより親しくなれることも多いですしね。
今回のご縁は先生が結び付けてくれたもの。
亡くなった先生に感謝したいと思います。
夕陽の沈むところ。




でも、
先生は2年半前、ご自宅の木を剪定中に誤って落下し帰らぬ人となりました。
低くて響くようなよく通る先生の声はインパクトがあったのか、
今でもよーく覚えています。
怖かったけど、笑顔が優しかったな~とか思い出されます。
1年ほど前のこと。
お客様のお宅にお邪魔してお茶をごちそうになっているとき、
たまたま一人の女性が来られました。
「どうぞどうぞ一緒にお茶飲んでってくださいな。」
ってなって、
「どうも」なんてご挨拶しながら一緒におしゃべりさせてもらいました。
で、
お話してるうちに、
え?もしかしてこの方が話題にされているご主人って、
私の中学の時の先生じゃないのかな?
って思い始めて、
「もしかして先生の奥様ですか?」
「私中学の時、先生から習いました。」
「あらまあ!そうなの!」
ってなって、
それから、先生が不慮の事故で亡くなったことを教えてくださいました。
そして、
本人の生前の意志で献体に行っていてまだ帰ってきていないんだけど、
帰ってきたら法事と納骨をするので、
ここであなたと会ったのは何かのご縁だから、
あなたのところで法事のお食事させてもらうわ。
献体から帰ってきたら連絡するからね。
と言ってくださいました。
そしてそれから1年近く経って、
「主人、帰ってきましたよ。」と奥様から連絡が入りました。
亡くなってから2年半。
先生はようやく自分の家に帰ってこれたんですね。
話長くなりました・・・
というわけで昨日お宅へ伺って、お食事の打ち合わせをさせてもらったわけなんです。
奥様はとても気さくでお話上手。
もうすごく話が弾んでしまって10時にお邪魔したのに、
気づいたら
「あら、もうお昼になっちゃった!」
つまり2時間もおしゃべりしてたわけです。
その間、打ち合わせはほんの15分ほどだったかも。。。
先生のいろんなエピソードを聞くのがすごく新鮮で、
自分が抱いていた先生に対するイメージは教壇に立つ教師という一面だけで、
他にもいろんな顔があったんだ。
・・・と今更ながらに気づいたりして。
いろんなお話を聞きながら、
亡くなった先生のことがすごく好きになりました。
そして気さくで明るい奥様のことも大好きになりました。
帰るとき、先生の写真とお骨の前でお参りしてきました。
私のイメージではもっとシャープな顔立ちだったのに、
写真の先生はちょっとふくよかで穏やかな優しいお顔で、
なんか思わず涙が出そうになりました。
先生、本当に亡くなっちゃったんだなぁ。。。
ご冥福をお祈りします。
それにしても、
奥様もおっしゃったように、
「何かの縁」ってあるんだな、そういうのいいなって思います。
私の仕事は地元のお客様のところに出掛けていくことが多いので、
そのたびに新しいご縁がどんどんできていきます。
それが嬉しいのでお客様のお宅に行くのは大好きなんですよね。
たまに怒られることもあるけれど、ドンマイです。
それがもとでより親しくなれることも多いですしね。
今回のご縁は先生が結び付けてくれたもの。
亡くなった先生に感謝したいと思います。
夕陽の沈むところ。




by shinyanagi
| 2013-07-12 20:42
| その他

