ビジネス心理学に学ぶ最良の組織づくり
2017年 02月 11日
昨日は中小企業大学校にて
「ビジネス心理学に学ぶ最良の組織づくり」というセミナーを受講してきました。
経営者・管理職向けのセミナーで、
上司と部下の信頼関係を構築し、人材育成や組織づくりに役立てようという内容。
この講座、定員30名で募集を出したところ、
それを大幅に超える70名くらいの応募があったそうです。
中小企業経営者の共通の悩みどころなんでしょうね、きっと。
かく言う私もそういうことで受講申し込みをしたわけです。
お2人の講師からお話を聴きました。
岩井俊憲先生の「勇気づけによる人材育成」
阿井優子先生の「部下育成のための叱り方」
「私の講座は皆さんを眠らせませんよ。」
というインパクトある一言からスタートした岩井先生の講義。
今話題のアドラー心理学がご専門です。
そしてまったくその通りで、眠くなるどころか面白くて興味深くて、
どんどん引き込まれていきました。
講義内容をここで報告するのはNGだと思われるので、
ちょっと楽しかったロールプレイングのことだけ書きますと。
隣りに座っている方と2人1組で、
ミスをしてしまった部下とそれを責める上司をやりました。
私、上司役。
とにかく「なぜ?」で責めるようにという指示です。
「なぜそんなミスしたの?」「なんでそんなことになったの?」
と一切聞く耳を持たず「なぜ」で攻撃し続ける役割なんです。
普段そんな怒り方はしたことがないので、
少々しんどかったけど、でも反面ちょっと楽しんでいる自分もいたかな。
また、
私の相手役の方のミスの発想が笑えちゃって!
「マグロを100グラム発注するところを、間違えて100トンと書いてしまいました。」
というめちゃくちゃスケールの大きいミス。
イヤな上司役なので怒った表情をしなくてはいけないのに、
ついつい笑ってしまいました。
その後、今度は同じミスに対して聴く姿勢を持った上司もやったのですが、
もう違いは歴然。
その場で対処の仕方などが決まっていきとても建設的!
最初の方は何も決まらず、さらに破壊的だったのに。
隣りの方とは何度もロールプレイングをしたので、
すっかり仲良しになり、それもまた今回の収穫のひとつでした。
岩井先生が「勇気づけ」だったのに対し、
阿井先生のお話は「叱る」という視点からでした。
怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニング「アンガーマネジメント」
の考え方を教えてもらいました。
怒るのはいけないことじゃない。
ただ怒る必要のあるものと必要のないものがある。
その線引きをまず自分の中で明確にして、
そのうえで、怒る必要のある時に上手に怒るにはどうしたらいいのか。
また怒りの感情の静め方など。
そういうことをいろいろな側面から教えていただき、
めちゃくちゃためになりました。
そしてまた阿井先生の声がはっきりとしたよく通る声で、
わかりやすく明瞭!
こういう知的な話し方のできる方、本当に憧れます。
その後のお2人のトークセッションもまた私のアンテナにひっかかることばかりで、
本当に有意義なセミナーを受けてこれました。
さて、
今度は学んだことを職場で実践しなければです。
経営者の自己変革なくして組織変革もなし。
とは岩井先生のお言葉。
まずは私が変わらなければいけないということ。
頑張ります!
「ビジネス心理学に学ぶ最良の組織づくり」というセミナーを受講してきました。
経営者・管理職向けのセミナーで、
上司と部下の信頼関係を構築し、人材育成や組織づくりに役立てようという内容。
この講座、定員30名で募集を出したところ、
それを大幅に超える70名くらいの応募があったそうです。
中小企業経営者の共通の悩みどころなんでしょうね、きっと。
かく言う私もそういうことで受講申し込みをしたわけです。
お2人の講師からお話を聴きました。
岩井俊憲先生の「勇気づけによる人材育成」
阿井優子先生の「部下育成のための叱り方」
「私の講座は皆さんを眠らせませんよ。」
というインパクトある一言からスタートした岩井先生の講義。
今話題のアドラー心理学がご専門です。
そしてまったくその通りで、眠くなるどころか面白くて興味深くて、
どんどん引き込まれていきました。
講義内容をここで報告するのはNGだと思われるので、
ちょっと楽しかったロールプレイングのことだけ書きますと。
隣りに座っている方と2人1組で、
ミスをしてしまった部下とそれを責める上司をやりました。
私、上司役。
とにかく「なぜ?」で責めるようにという指示です。
「なぜそんなミスしたの?」「なんでそんなことになったの?」
と一切聞く耳を持たず「なぜ」で攻撃し続ける役割なんです。
普段そんな怒り方はしたことがないので、
少々しんどかったけど、でも反面ちょっと楽しんでいる自分もいたかな。
また、
私の相手役の方のミスの発想が笑えちゃって!
「マグロを100グラム発注するところを、間違えて100トンと書いてしまいました。」
というめちゃくちゃスケールの大きいミス。
イヤな上司役なので怒った表情をしなくてはいけないのに、
ついつい笑ってしまいました。
その後、今度は同じミスに対して聴く姿勢を持った上司もやったのですが、
もう違いは歴然。
その場で対処の仕方などが決まっていきとても建設的!
最初の方は何も決まらず、さらに破壊的だったのに。
隣りの方とは何度もロールプレイングをしたので、
すっかり仲良しになり、それもまた今回の収穫のひとつでした。
岩井先生が「勇気づけ」だったのに対し、
阿井先生のお話は「叱る」という視点からでした。
怒りの感情と上手に付き合うための心理トレーニング「アンガーマネジメント」
の考え方を教えてもらいました。
怒るのはいけないことじゃない。
ただ怒る必要のあるものと必要のないものがある。
その線引きをまず自分の中で明確にして、
そのうえで、怒る必要のある時に上手に怒るにはどうしたらいいのか。
また怒りの感情の静め方など。
そういうことをいろいろな側面から教えていただき、
めちゃくちゃためになりました。
そしてまた阿井先生の声がはっきりとしたよく通る声で、
わかりやすく明瞭!
こういう知的な話し方のできる方、本当に憧れます。
その後のお2人のトークセッションもまた私のアンテナにひっかかることばかりで、
本当に有意義なセミナーを受けてこれました。
さて、
今度は学んだことを職場で実践しなければです。
経営者の自己変革なくして組織変革もなし。
とは岩井先生のお言葉。
まずは私が変わらなければいけないということ。
頑張ります!
by shinyanagi
| 2017-02-11 20:29
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