地元の米粉でレシピ開発
2018年 02月 08日
月曜日にお料理の取材をしてもらいました。
「越のかおり」という上越・浦川原産のお米があります。
その活用促進を目的とする事業があるのですが、
昨年、お誘いを受けて出かけたセミナーでその存在を知って、
私たちのお店でも「越のかおり」を使ったレシピ開発をやってみよう。
と、
料理顧問にお願いして、使いやすい米粉でレシピづくりを試みました。
そんな流れから、
できあがったレシピを取材していただくことになったんです。
さて。
顧問が開発したのは、
さすが和食の職人!と唸ってしまうこちらです。

米粉と葛粉を半々にして練った生地に具材を包んで、
冷水でプルンとさせた米粉の茶巾です。
普通こんなの思いつかないですよねーー
上にかかっているのは、梅肉のソース。
春を感じさせる色合いです。
さらに、
茶巾を割るとまたまた春色の具材が。

蒸しエビを梅肉で和えたものが入っています。
茶巾自体もほんのりおだしの風味がして、お上品でおいしいのですが、
この具材のエビが梅肉と相まって本当に美味!
つるんとのど越し良く召し上がっていただける、
完成度の高い米粉料理になりました。
顧問が名付けた名前は「越のかおりの春がすみ茶巾」
って!
粋ですよね~
さてそして、
もう一品あるんですが。
こちらは、米粉のチーズケーキです。

娘たちが小さかった頃、
私が家で時々作っていたベイクドチーズケーキ。
そのレシピの小麦粉の部分を米粉に代えただけのものなんですが。
先日試しに作ってみたら、
顧問が「おいしい!これお店で出せるよ。」って。
やりました!
会席コースのデザートとして採用してもらえたんです。
あの頃家で作っていたチーズケーキが、お店のデザートとして提供されることになるなんて。
なんか感慨深く、うれしいです。
そのチーズケーキも顧問の手にかかると、、、
ちょっとした絵画のよう!
和食って改めて目でも楽しむお料理なんだな~と思った次第です。
これらが掲載されるのは、
新潟日報の特別版「assh」です。
お目に留まった方、
是非じっくりと記事を読んでいただけたら嬉しいです。
by shinyanagi
| 2018-02-08 17:32
| 新柳のお料理



