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上越市牧区にある温泉にも入れる割烹 新柳です。各種ご宴会、ご法要などのご用命をお待ちしております。


by shinyanagi
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ご当地カレー開発 ~雪室へ~

ご当地レトルトカレーを開発中です。



これは見ての通り。
カレーの定番具材、じゃがいもとにんじんです。


ご当地カレー開発 ~雪室へ~_d0182179_20253845.jpeg


昨日、このじゃがいもとにんじんを携えて、
安塚区のスキー場「キューピッドバレイ」へ行ってきました。



ご当地カレー開発 ~雪室へ~_d0182179_17045276.jpg


なぜスキー場へじゃがいもとにんじん??




キューピッドバレイにあるこの雪室。


ご当地カレー開発 ~雪室へ~_d0182179_20342098.jpg

ここにそれらを入れてもらうためです。




雪室。
とにかく巨大です。

ご当地カレー開発 ~雪室へ~_d0182179_20350641.jpg



ここで雪を貯蔵し、
それをエネルギーとして夏の冷房に活用しているのだそうです。

豪雪地帯の降雪量って半端じゃないですから。

そこに目を付けて、エネルギーとして活用しちゃうというこの発想!

すごいですね。

雪室って食品の貯蔵庫という認識しかなかったのですが、

こんなに壮大に活用されていたとは、本当にびっくりしました。



雪室推進プロジェクトのホームページ、良かったらどうぞ。










さて、

以前、上越教育大学の野口先生に相談に行った時、
先生から「雪下野菜」というキーワードをいただいたんです。

で、即それやってみよう!と思いました。


ご当地カレーは、
その土地の特性を感じていただけるものであるべきで、

雪室で貯蔵した野菜入りカレーって、
それこそ、雪国のご当地カレーという他と違ったカラーが出せるじゃないですか。


おまけに、

雪の中で貯蔵することによって、
その野菜の甘みがぐっと増して、おいしーくなるわけです。




だから雪室に野菜を入れたい。


ということを人に話したら、とんとん拍子に話が進んでいき、
キューピッドバレイさんの雪室に預かってもらえることになったんです。


で、今回いそいそと運んでいったというわけです。








さあ、この大きなドアを開けてもらって、

ご当地カレー開発 ~雪室へ~_d0182179_20354395.jpg


中に入った途端、ひんやり気持ちいい~



そして、天井までの高さの雪が三方を覆っていました。

ご当地カレー開発 ~雪室へ~_d0182179_20362833.jpg

これが雪室か~!

写真で伝わるかどうか・・・
相当大量の雪が入っています。

初めて見たので結構感動。



そして、
持ち込んだじゃがいもとにんじんを入れてもらいました!

ご当地カレー開発 ~雪室へ~_d0182179_20374453.jpg



この中、気温1℃くらい、湿度は98%だそうです。


ここで野菜たちはどんどん甘みを増していき、
おいしくおいしくなっていくんでしょうね。




迎えに来るのは多分2か月後くらいになるかな?

甘くおいしくなっているであろう野菜たちとの再会が楽しみです。









おまけ。

旬の山菜、
コゴミをもらいました!


ご当地カレー開発 ~雪室へ~_d0182179_20390497.jpeg








by shinyanagi | 2018-04-12 22:57 | カレーのこと