やすらぎ荘の芝桜と高田世界館
2018年 05月 11日
ゴールデンウィークはずっと仕事でしたが、
真ん中にあった平日のうち1日だけは休むことができました。
東京にいる娘が帰って来ていたので、
近場に名所ないかな?と思って、そういうの詳しい知り合いに聞いたところ、
板倉のやすらぎ荘の芝桜が見頃とのこと。
で、行ってきました。
たしかに!

もう10日ほど前のことなので、
今は見頃は過ぎてしまったでしょうが、
この日は本当に見事に咲き誇っていました。
空にはたくさんの鯉のぼりも泳いでいて、
なかなかのフォトジェニックスポットでした。

どんより曇り空だったのだけがちょっと残念。

そして、
この前行った時はお休みで、見学を断念した高田世界館も、
この日は公開見学ツアーをやっているというので行ってみました。
1911年(明治44年)に建てられた映画館。
もう100年以上前の建物です。
なのに現役の映画館なんです。
映画が上映されている映画館としては日本最古だそうですよ。

塗装できれいになっていますが、この建物自体はその当時のものだそうです。
当時最先端であったろう洋館は、みんなの注目の的だったでしょうね。
入り口はこんな感じ。

中に入ると、
すぐもう目の前に劇場の入り口が。
とても小ぢんまりとしています。

この看板が微笑ましい!

外の音、本当によく聞こえてしまうんだそうです。
さて、見学ツアースタートです。

これが劇場内。

思ったより広いです。
全体的にレトロな空気が漂っています。
ステージにも上がってみて下さい。
と、案内のお姉さん。

私もステージ上から撮ってみました。

2階席はアーチ状になっていて、
こういう感じ、当時はモダンだったんでしょうね。
さて、その2階席へと上がります。

2階席からの眺めはこんな感じ。

この手すりが結構低くてちょっと身を乗り出したら下に落ちてしまいそう・・・

実は、今はイスが置かれていますが、
当時はここがお座敷のようになっていて、みんな正座して観覧していたそうです。
なので、手すりが低く作られているんですね。
その2階席の奥にはもう一段上に上がる階段があって、

その先には「映写室」と書かれたドア。

見学ツアーは、普段は入れないこの映写室の中も見せてもらえるんです。
部屋の中は、とにかく狭い!
そこに大きな2台の映写機。
その存在感におーーー!っとなりますよ。
映写機の先にはのぞき窓。

スクリーンがよく見えますね~

床はトタン張り。


しかし、
映写室の中を見せてもらえるなんてなかなかできない経験。
この見学ツアーは定期的に行われているようなので、
気になった方、チェックしてみてくださいね。
ということで、階段を下りたら見学ツアー終了です。

明治時代に建てられた映画館が、
今も現役で稼働しているというのはとても貴重で珍しいので、
時々、映画やドラマなどの撮影が入ったり、取材もあるし、
外国からもロケに来たりするそうですよ。
撮影で世界館に来る芸能人もたくさんいて、
そのご縁でここを気に入ってくれている方も大勢いるそうです。
この人も。

松坂桃李くんもお気に入りだそうですよ。
ほんととても貴重な体験ツアーができました。
みなさんもぜひ一度訪れてみてはいかがですか?
以上、私のゴールデンウィーク唯一の休日報告でした。
by shinyanagi
| 2018-05-11 20:27
| オフ




