平成30年度「牧っこ探検隊」
2018年 06月 12日
年に一度の「牧っこ探検隊」
今年も先週の土曜日に実施されました。
保育園の年長さん、牧小学校、牧中学校の生徒たちが、
6チームの縦割り班に分かれて、牧区内を探検に出かける一大イベントです。
まずはコミュニティープラザ前に全員集合。
私は、この探検隊のコーディネーターをさせてもらうようになって今年で3年目。
過去2回は深山荘のある白峰(しらふ)地区の担当だったのですが、
今回は、初の高尾地区に行かせてもらえることになりまして。
過去2年のものとは全く違う景色をブログに載せられる!
と張り切って参加してきました。
私たちは第4班。
メンバー全員マイクロバスに乗り込み、その高尾地区へと向かいました。
午前9時30分。
高尾の中心にある「琴毘沙(ことひさ)神社」に到着しました。
境内にある大きなケヤキの木は、
上越市の指定文化財になっている天然記念物です。
鳥居をくぐって境内へ。
なのですが・・・
「鳥居をくぐる前に注意点!」
と、待っていてくれた高尾町内会長の太田修二さん。
「真ん中は神様の通り道と言われているので、皆さんは端っこを歩いてください。」
ということで、
みんな真ん中を避けて鳥居をくぐりました。
さて、改めてご挨拶。
町内会長と、長老の太田義一さんです。
おはようございます。
よろしくお願いします!
太田さんから、
高尾の歴史についてお話を聞かせてもらいました。
子どもたち、一生懸命メモを取りながら聞いていました。
私にとっても興味深い話がたくさんだったので、
多分子どもたち以上に真剣にメモ取りしてたと思います、私。
例えば、
牧区内のあちらこちらで行われている小正月の行事「さいの神」がありますが、
高尾地区はやらないんだそうです。
それは、昭和6年に大火があって、
ここの氏神様は火が嫌いなんだと言われるようになったからなんだそうです。
続いて、
天然記念物である大ケヤキのお話。
と、
ここでクイズです。
と町内会長。
このケヤキの高さは何メートルでしょうか?
そして、幹まわりは何メートルでしょうか?
木のそばに行って、
自分の身長が○○cmだから・・・自分が何人分くらいかな~?
とかいろいろ考えてますよ。
・・・・
正解発表は長老から。
高さは35m、幹まわりは7m50cmもあるんだそうです。
じゃ、
さすがに高さは無理だけど、
幹まわりをみんなで測定してみよう。
7m55cmありました!
本当にこんなに太いんですね。
大ケヤキは樹齢800年って言われているんですよ。
でも、
私が子どもの頃から800年って言われているから、
今は樹齢880年くらいかな?
って長老、ニコニコしながら話してくれました。
この幹の飛び出してるところに子どもの頃よく座って遊んだもんだよ。
終始穏やかに微笑みながらゆっくりと丁寧に話してくれた太田さん。
長老の風格というか品というか・・・
そういうものをしっかりと感じさせてもらいました。
最後にみんなで記念撮影。
太田さん、ありがとうございました!
境内を出る時もちゃんと端っこを通りましたよ。
しかし、
長老はうっかり真ん中を通っていたのを私は見てしまった!
そういうところにまたさらに好感を持ってしまったんですけどね。
さて、
バスに乗り込んで、次は棚広新田境へ。
ここは牧区の中でも一番積雪の多い場所と言われていて、
多い時は5mを超える積雪記録を持っています。
標高が高くあたりを見渡せるので、眺望も最高にいいのですが、
この日は雲が厚くて、
遠くに見えるはずの妙高・火打・焼山、そして反対側の米山を見ることができず。
残念・・・
でも、こんな感じで、
ずーっと下まで広がる棚田を見渡すことができて、やっぱり素晴らしい眺望でした。
1年生くんも頑張ってますよ。
でもちょっと飽きちゃったかな??
この後は、
地域の方たちと交流する会場「伏兵(ふすべ)キャンプ場」へと向かいます。
後編にて報告します。
by shinyanagi
| 2018-06-12 08:21
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