鯉を田んぼに放流
2018年 06月 20日
先月末、雪太郎の郷さんの田んぼで、
牧小5年生、附属小4年生の田植え活動がありました。その時のブログです。
3週間前と比べて苗もこんなに背が高くなって、順調に生長している様子です。
さて、今回の活動は。。。
鯉の放流です。
昨年、初の試みで田んぼに鯉を放流するという学習活動に、
牧小5年生たちが取り組みました。
田植えの後、鯉を水田に放して育て、
稲刈りの時に大きく成長したものを捕まえて食用にする。
これは昔、この地域の多くの農家で行われていたことだそうです。
鯉の役目は、
水田の中を泳ぎまわることで雑草を生えにくくしたり、
害虫を食べたりしてくれること。
そして、その役目を果たした後は食用となるのです。
昨年に引き続き、牧小5年生、
そして今年は附属小4年生も一緒に。
一連の体験を、現代の子どもたちがするわけです。
鯉は田んぼの中で成長を続けて、秋にはとても大きくなります。
そこで、どれくらい大きくなったかを検証するため、
放流前に体長を測っておくことにしました。
この子は小さくて9cmくらいかな。
今回放流するのは、昨年産まれた2年目の鯉だそうですが、
やっぱり人間と同じで大きいのや小さいのがいるんですね。
3匹ほど測ってみて、平均11cmというデータになりました。
秋には何センチくらいになっているかな~
やっぱり人間と同じで大きいのや小さいのがいるんですね。
3匹ほど測ってみて、平均11cmというデータになりました。
秋には何センチくらいになっているかな~
ということで、
いよいよ放流です。
牧小の子どもたちは、校長先生から鯉の掴み方を教わって。
田んぼの中へと泳いでいきました。
子どもたちがあまりにもスイスイと鯉を放していくのと、
昨年と違って今年は子どもたち自体が大勢いるので、
なんだかあっという間に放流タイムは終了してしまいました。
となると、もう遊ぶしかない!
おーい!ここまで入っちゃったよ。
こちらでは何だか楽しそうに会話が弾んでいました。
こういう交流っていいですよね。
最後は、田んぼの中に泳いで行った鯉たちに向かって、
「また会おうね。」
「大きくなれよ。」
それぞれが声をかけていました。
さて、今度は秋の稲刈りの時。
大きく成長した鯉たちと再会します。
私も楽しみです。
by shinyanagi
| 2018-06-20 21:48
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