鯉の田んぼで稲刈り
2018年 09月 28日
牧小5年生の7人の子どもたちは、
5月に田植えして、6月にその田んぼに鯉を放しました。
↓その時の写真です。
放した鯉の大きさは体調10センチ弱くらいでした。
それから3ヶ月半ほど経った昨日、
みんなが植えた苗の稲刈りが行われました。
5年生たち、佐藤さんから稲の刈り方を教わって、
いざ、田んぼの中へ。
昨日は今にも雨が降り出しそうな寒い日で、
ちょっと裸足で水の中はかわいそう！
って見てる方は思ってしまいましたが、
一歩田んぼに踏み込むと、
「水冷たーい！」って言いながらも、
みんなとてもワクワクと楽しそうで、
かわいそうとか思う必要なかったなとちょっと反省です。
さあ、稲刈りスタートしました。
佐藤さんに習ったようにカマの角度をちゃんと考えて。
やった！
素晴らしいね。
しかし、
みんなの集中度がすごくてびっくりです。
黙々と刈ってます。
校長先生がおっしゃてましたが、
今年の5年生は真面目な頑張り屋さんだそうです。
ほんと、
たしかにたしかに！
とにかくみんな誰一人遊ぶことなく真剣に、
しかしとても楽しそうにどんどん刈り取っていました。
そして、作業が進んでいくと。
それまで田んぼの中で静かに鳴りを潜めていた鯉たちが、
いよいよ動き始めました。
あ、いた！！
捕まえた！
わ！
逃げた。
鯉も必死ですからね。
それでも頑張りました。
落っことさないようにそーっと運びます。
そして、
無事バケツの中へ入れることができました。
「うまく捕まえることができましたね」
ってＪＣＶさんからのインタビューです。
みんな次々と捕まえてますよ。
わー！こんなに大きく成長してる。
あっちでも。
こっちでも。
裸足で田んぼの中歩くから、
刈り取ったあとの苗が刺さったりして大変。
鯉のこと気にしながら、
一歩一歩そーっと進みます。
しかし、
それにしても大きく成長しました。
佐藤さん始め雪太郎の郷の皆さんが、
エサをやったり、外敵対策してくださったり、
台風や日照りや、そんなことから守るために見回って下さっていたお陰ですよね。
ということで。
最後まで雨に遭うこともなく、
無事に刈り取りと鯉の捕獲が終了しました。
田んぼから上がってお茶&おやつタイムです。
校長先生と子どもたちがとってもフレンドリーで、
見ていてなんかとても和みました〜
校長先生がやさしくて気さくな方だからだろうけれど。
それにしてもこういうのって少人数校ならではの光景。
ほんといいですよねー
さてさて、
まだ仕事があります。
さっき刈り取った稲が軽トラの荷台に乗って運ばれてきました。
佐藤さんからやり方を教わって、
今度はハサがけの仕事をします。
ここでも、
真面目で一生懸命な5年生のカラーが出てましたねー
またしても誰一人ふざけることなく、
着々と作業を進め、
あっと言う間に、
ハサがけ終了となりました。
牧小5年生のみんな、
本当にお疲れ様でした。
最後に佐藤さんへ感想発表。
今日はありがとうございました！
泥んこの足や手を洗って、
運転手さんにお尻が汚れてないかのチェックをしてもらい、
バスに乗り込みます。
（このチェックが結構厳しかったー）
やり遂げた！とでも言うような清々しい笑顔。
とても印象的でした。
この子たち、
ハキハキとものは言えるし、笑顔がほんと屈託ないし、
作業となると集中して取り組めるし。
さすが牧っこ！
って私もとても誇らしい気分になりました。
みんなが刈り取った稲。
美味しいコシヒカリとなりますように。
食べれる日が待ち遠しいですね。
もちろん鯉も後日食べていただきますからね。
by shinyanagi
| 2018-09-28 11:10
