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上越市牧区にある温泉にも入れる割烹 新柳です。各種ご宴会、ご法要などのご用命をお待ちしております。


by shinyanagi
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ご当地レトルトカレー開発経過報告

試作カレーがレトルト加工されて返ってきました。

これが、大根入りに方向転換することにしてからのレトルト試作3回目。


果たして3度目の正直となるか。

ご当地レトルトカレー開発経過報告_d0182179_23083123.jpg




大根入りカレーを試作する。

「これでいける」と納得する。

それを長岡にある工場に送ってお試しレトルトしてもらう。

数日後、加工されたカレーが返って来る。

ドキドキしながら開封し、試食する。

高温高加圧処理後のカレーは、
どうしても味や食感などが変わってしまう。

それを見越して作るのだけれど、
結局は「ちょっと違うな。」となり、

がっかりだけど、
また改良して新たに試作し、工場へ送り込む。


この一連のことを、この1ヶ月で3回やっているのですが、

今回は雪太郎大根の切り干し入りに挑戦してみたんです。


調理場で試作したら、
切り干しのパリパリが特徴的で、ちょっとクセになりそうな程良いアクセントになっていたので、

これで最終決定できそうだ。
と自信を持って工場に送り込みました。

試食してもらった人たちからの評価も上々だったし、
レトルト後がとても楽しみだったんです。



さて、
祈るような気持ちで開封です。

ご当地レトルトカレー開発経過報告_d0182179_23093089.jpg


切り干し大根の形がよくわかるので、見た目OK!


しかし。

食べてみると、切り干しは見事に柔らかーくなってしまっていて、
特徴的なパリパリ食感は影も形もない状態。


これじゃ、わざわざ切り干し大根を入れる意味ないです。


ということで、
結局はまた作り直すことにしました。


ホントもうがっかりして、大きなため息が出ちゃいますが、
「やめる」という選択肢は今の私にはないので。


私が学んだコーチングスクールの代表の言葉に、
こういうのがあります。

「やるかやらないか、やめるかやめないかで迷った時、
どっちの選択をした方が、近い未来、自分のことが好きになれそうですか?」



この質問を自分に問いてみたら、
「そんなの、やめないで頑張ってる自分の方が好きに決まってる」となりました。


この言葉って、
質問でありながら、自然とその人を前向きにさせてくれる魔法の言葉だと思います。


もし、何かの選択に迷っている方がいらっしゃったら、
この質問を自分に投げかてみるのもいいかもしれませんよ。



と、
コーチングスクールの宣伝もしたところで。


次は、どうやったら切り干しの食感を残せるか?

これをテーマに試作、実験していこうと思います。






by shinyanagi | 2018-10-21 08:35 | カレーのこと