「フードメッセinにいがた2018」出展報告
2018年 11月 13日
11月7,8,9日の3日間。
朱鷺メッセで開催された「フードメッセinにいがた2018」に参加してきました。
いわゆる新潟の食の大商談会で、
多方面からたくさんの関係者が集まるので、
いろんな方たちに糀六華カレーを知っていただける絶好のイベントです。
この大ホール。
ミスチルのライブで、
前から2列目という奇跡のような席で桜井さんを間近に見れたホール。
だから、ここは私にとってラッキーな場所!
って思い込んでます。
果たしてどんな新しい出会いがあって、
その先にどんな可能性が広がっていくのだろうか?
そう考えると、
ドキドキよりもワクワクの方が大きい気持ちで、この日を迎えました。
私たち、牧商工会のブースです。
正面がどぶろくコーナーで、
側面がカレーコーナーです。
パネルやポップをペタペタ。
そして、
こちらが糀六華カレーです!
パッケージは、牧区の棚田。
前回の商談会の時、まだパッケージが決まっていなかったので、
候補のデザイン3パターンを持っていき、
「どれがいいですか?」と、ブースに来てくれた方たちにアンケートを取ったところ、
圧倒的にこの棚田のパッケージの投票数が多かったんです。
写真では伝わらないかもですが、
田んぼの緑と空の青がとても鮮やかなんですよ。
中身はこんな感じ。
サラサラのスープ風野菜カレーです。
開発の過程で、このカレーに特徴を出すため、
地元のブランド大根「雪太郎大根」を入れることになり、
大根入りカレーを何度も試作しました。
その中で、
切り干し大根を入れてパリパリの食感をカレーのアクセントにしたら?
というアドバイスをもらって。
よし、それで行こう!となったのですが、
レトルトカレーは長期常温保存食品のため、高温高圧処理がなされるので、
その段階でパリパリの切り干しもクタクタになってしまいます。
なにかいい方法がないかと模索したものの、
やっぱりどうしても無理・・・となり、
結局、普通に雪太郎大根を下茹でして、油でさっと揚げたものを入れることに決めました。
ですが。。。
さすがアクやクセの少ない雪太郎大根!
まったく違和感なく馴染んでくれて、
むしろカレースープがシミシミのおいしい具材となってくれたんです。
試食もスタンバイオッケーです。
試食のセッティングは、この方が一手に引き受けてくれました。
お顔が写ってないですね・・・
どぶろく製造者のお2人の真ん中に立ってるこの女性。
以前、牧商工会に勤めていらっしゃった風間さんです。
無理にお願いをして手伝いに来ていただきました。
彼女が完璧に試食を用意し続けてくれたので、
私はとにかく商品説明に専念することができたんです。
3日間で約600食の試食盛り付けをこなしてくれました。
いや、本当に助かりました!
さて、
いよいよ商談会スタートです。
しかし、最初はまだ気持ちがついて行けず、
ウォーミングアップということで、ブース内に引っ込んでの接客。。。
そして、少し場に馴染んだら、
以前、よろず相談でお世話になった先生からもらっていたアドバイス。
「ブースの外に出て積極的に声をかけていきなさい」
を実行です。
近くを歩いている方のところまで近寄って行って、
「ちょっと変わったカレー食べて行かれませんか?」
とアタックしてブースへ連れ込み作戦です。
そうすると、
ほぼ9割がたの方が足を止めてくださって、カレーを食べて行ってくれました。
そして、皆さん、ちゃんと話を聞いてくださって、それが本当に嬉しかった。
たくさんの方と話が弾みました。
カレー作りを始めてからお世話になった方々もたくさん立ち寄ってくださいました。
私のすぐ隣り、
レトルト加工をお願いしている長岡の大王食品の社長です。
何度も何度もレトルト試作をお願いする私に、
「納得するまで試せばいいよ。」と、ほんの少量の試作でも快く請け負ってくださいました。
パッケージのことや売り方など、
いろんなアドバイスをくださったよろず支援拠点の竹谷先生。
見やすくて、わかりやすくてインパクトのある今回のポップも、
竹谷先生に描いてもらいました。
そして、
一番お世話になっているよろず支援拠点の本間先生。
食のご専門ですが、
とにかく全般的にすべてをフォローしてくれる、めちゃくちゃ頼りになる存在!
横で見守ってくださっています。
他にもまだまだたくさんの方たちに関わってもらって今があるんですよね。
ホント一人じゃ何もできません。
改めて、支えてくれたすべての方に感謝したい気持ちでいっぱいになってます。
それにしても、3日間はさすがに疲れました。
でも、そんな私を癒してくれたのはこの場所、
はす向かいのブースのハーブセンターさんです。
時々立ち寄ってハーブの香りを嗅がせてもらったり、
ハーブティーを飲ませていただいたり。
ここで元気をもらって、また戦ってました。
そして、
喋りっ放しでカラカラになった喉を潤してくれたのは、やっぱりこれ。
毎晩、「お疲れ様でしたー」とみんなで乾杯することで、
よし、明日も頑張るか!と、やる気を漲らせてました。
しかし、美味しいものもたくさん食べたので、
帰ってきたら体重が…
ま、仕方ないですね。
そんな3日間でしたが、
商談に結び付きそうなお相手を何社もゲットすることができました。
ホント疲れたけど、収穫は大いにありです。
さて、
現時点ではまだ市場に出ていない糀六華カレーですが、
今月末にようやく販売開始になります。
でも、ずっとこの日を待ち望んで来たけれど、
いざ本当に販売となるとやっぱりちょっと怖いかな~
・・・
販売開始のとき、またブログでもお知らせさせていただきますね。
by shinyanagi
| 2018-11-13 21:38
| カレーのこと