鯉の放流
2019年 06月 17日
梅雨の晴れ間の爽やかな朝。
空の青と雲の白、木々の緑。
大自然が生み出すコントラストに心洗われながら、
のぼり坂を運転します。
到着したのは山の上の水田。
先日、牧小5年生が田植えを体験した、
長者屋敷の田んぼです。
2週間ほど前に子どもたちが植えた苗は、
順調に背丈を伸ばしていました。
この日は、その活動の2回目。
みんなが到着すると、
雪太郎の郷の皆さんが待っていてくれました。
おはようございます!
佐藤さん、
今回もよろしくお願いします。
今回の活動は、
そう。
鯉の放流です。
みんな、
今日はこの鯉たちを田んぼに放すんだよ。
放流前に、
まずは鯉の重さを測りました。
4~5匹測ってみて平均を取って、
46.4グラム。
体長も測ってみました。
大体15センチメートルほど。
秋の稲刈りで成長した鯉を捕まえることになるので、
どれくらい大きく育ったかを判断するための測定なんです。
放流は1人5匹ずつできます。
まずは鯉を捕まえて、
自分のバケツに移し入れますよ。
手からすり抜けてしまってなかなかうまくいかない子、
片手でひょいっと捕まえちゃう子、
鯉に触ること自体がドキドキでおっかなびっくりな子、、、
一人一人の様子を見てるだけでも楽しい!
そうこう言いながらも、
それぞれが自分のバケツに鯉を入れることができました。
僕片手で簡単につかめたよ。
私もうまく捕まえることができたよ。
みんなの笑顔。
ほんといいな~
ではでは、
田んぼのふちに一列に並んで。
放流開始です。
鯉が手から離れて田んぼの中に。
バイバイ!
秋にまた会おうね。
えい!
(いい瞬間撮れたー!)
大きく育てよ!
自分が投げ入れた鯉が、
スイスイと泳ぎながら離れていくのを見守ってます。
次に会えるのは秋の稲刈り。
すべての鯉が元気でみんなと再会できますように。
はい。
ということで、
本日の活動は終了。
時々稲の生育を見に来たりしながら、
秋、5年生たちはここで稲刈りをしにまた戻ってきます。
その間、鯉たちはこの田んぼの中で暮らしながら、
害虫を食べたり、
田の水をかき回したりして、
イネの生育をたくさん助けてくれることでしょう。
そして秋には大きく成長した姿で子どもたちと再会することになると思います。
みんな、活動お疲れさまでした。
子どもたちが帰った後は、
雪太郎の郷の皆さんが、鯉が鳥にやられないよう、
網を張り巡らして、糸を張るという作業をしてくださいました。
作業終了後、
お茶を飲みながらホッと一息。
皆さん、ありがとうございました。
今度は稲刈りの時にまたお邪魔しますね。
今頃、
ワラビ見つけた!
梅雨の晴れ間の気持ちのいいひと時でした。
by shinyanagi
| 2019-06-17 00:22
| イベント