鯨と馬刺しに挑戦
2019年 08月 28日
先日飲み会が行われた会場は鯨と馬刺しのお店でした。
しかし、
私は肉系においては非常に非常に憶病で、
牛、豚、鶏以外は絶対食べたくないと思っている人。
なので、その日もお刺身とか枝豆とか前菜のコンニャクとか、
そういうのを食べてやり過ごそうとしていました。
でもそれに気付いた周りの諸先輩方が、
「大丈夫だから、なんのクセもないから」
と迫ってきたので、
「いや、大丈夫です。遠慮しときます。」
と返すと、
「料理屋なんだから何でも食べてみるのが勉強だ。」
「そんなんで経営者は務まらないぞ。」
「いいから食べてみろ。」
と、うるさいくらいに言われたので、
しぶしぶ食べてみました。
これはクジラのお刺身
もうこの見た目だけで拒絶反応が。。。
でも意を決して食べてみたら、
言われたとおりだった。
本当にクセも何もなくて意外と食べやすかったんです。
こちらは馬刺しの盛り合わせ。
生の肉、それも馬肉!
って、それだけでまたもや拒絶反応。
でもこれも仕方なく挑戦してみたら、
本当にクセがなくて柔らかくて、食べやすいお肉でした。
しかし、
さすがにこれは・・・
真っ白な脂身みたいなやつ。
馬の鬣(たてがみ)だそうです。
「なんで?なんで私がこれ食べなきゃいけないのー?」
と、
もう逃げ出したいくらいな気持ちに。
だけど、
ここまでくるともう勢いで。
・・・食べました。
はい、
まさに脂身!
でも思ったほど脂っこくなくて、難なく食べれてしまった。
さらに後から来る脂のうま味にコクがあって、
なかなかお上品な味だったんです。
馬肉がこんなに食べやすかったなんて、
正直驚きました。
だから、
今まで「馬肉とか絶対無理」と決めつけていたことを少し反省しました。。。
何においても決めつけはよくないですよね。
決めつけてしまったら、そこから先へは広がっていきようがないですから。
普段の自分は「決めつけない」「最初から無理って言わない」をモットーにしているのに、
実は食べ物においては相当な決めつけ人間だった。
と、
この経験で改めて自分を客観的に観ることができた気がします。
でも、
次また食べたいか?と聞かれたら、
もう食べなくていいかな~
だって、
やっぱり慣れていない肉類は苦手です。
なんというか気分の問題で、
美味しく食べれないんですよね。
だけど、
食べないうちから無理だと決めつけるのと、
食べてからやっぱり無理だと思うのとは、
大きく違う。
これからも無理と決めつけないで挑戦していこうと改めて思いました。
これだけは本当に遠慮させていただきました。
でもラッキーなことに、
レバーが出てきた頃には、
私が食べれないことへの皆さんの関心はもう薄れていたので、
私が食べれないことへの皆さんの関心はもう薄れていたので、
食べないことを気付かれずに済んだのでした。
by shinyanagi
| 2019-08-28 18:40
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